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校長あいさつ

当別小学校学校長

 

平成28年度 当別町立当別小学校

学  校  経  営  方  針

 

 

 

 

 

                      当別町立当別小学校長 西野 典男

                   (にしの のりお)

 

  

 

 Ⅰ はじめに

 教育の目的は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家および社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われるものであり(教育基本法第一条)、児童一人一人の個性を伸ばし、社会において自立的に生きる基礎を培うことにある。

 そのために、学習指導要領の趣旨や内容、地域の特性、小中の接続を考えた9年間を見通した教育課程を編成し、「確かな学力」「豊かな人間性」「健やかな体」の「生きる力」を育成し、本校の学校教育目標である「知(よく考える) 」「情(心のゆたか)」「意(さいごまでやりぬく)」「体(強いからだ)」を達成するため、バランスの取れた教育を展開していかなければならない。

 

Ⅱ 当別小学校教育目標 (昭和53年3月制定)

  一人一人の子どもを大事にし、大事にされ合う人間関係の中で、平和で幸福な社会の担い手として、小中9年間を見通した心身の調和のとれた人間性豊かな子どもを育てる。

1 知性をみがく子ども (よく考える子ども) <知> *( )は子ども向けの表現

 一人一人が自ら見つめ、新しい変化に積極的に対応していくには、基礎的・基本的な内容を学習し、十分に応用発展させる能力や、主体的・創造的に思考し、力を合わせて学び合う態度を身に付け、真理の探究に向かって、自ら向上しようという意欲をもつことが必要である。

2 心豊かな子ども (心のゆたかな子ども) <情>

 事実をしっかり見つめ、正しいことを見ぬき、美しいものに感動し、集団の中で一人一人が主体的に自己実現を図るには、他人や自然に対する思いやりや愛情、自ら判断し行動できる力、相互に協力し合う態度を身に付けることが大切である。その中で、厳しく自己を見つめるとともに、互いの人格を尊重し、集団の望ましい一員として成長することが必要である。

3 意志の強い子ども (さいごまでやりぬく子ども) <意>

 人が共同社会に生きている以上、社会連帯意識にたち、自己中心的な考えから脱して、学校や社会の規範を理解、尊重し、自分に課せられた役割や義務を最後まで果たすことが大切である。その中で、責任感をもち、困難なことにも耐え抜く意志力を養い、自律的で強靭な精神を育てることが必要である。

4 からだのじょうぶな子ども(強いからだの子ども) <体>

 一人一人が明るく豊かな生活を営むためには、まず心身共に健康でなければならない。

 そして、自他の生命を尊重する精神を養い、自ら体を鍛え、健康の増進と安全の保持に積極的に努めることが大切であり、健康な生活を送る習慣や安全に行動する能力を身に付けることが必要である。

  学校教育においては、人間尊重の精神に基づき、児童一人一人の調和のとれた心身の発達と人格の形成をめざし、健全な国民(市民)の育成が期待されている。

 そのため、本校においては、本校職員の英知と創造性、使命感に基づき、家庭や地域の理解や協力を得ながら、生命の尊さを自覚し、自然や文化に親しみ、自ら学ぶ力や自立の精神、思いやりの心を育てる教育を推進し、ふるさと当別にたくましく生きる町民を育成するために、学校教育目標を設定した。

 

Ⅲ 重点教育目標

 

   「やる気と自信を高め、笑顔あふれる子どもの育成」

 

1 重点教育目標設定の理由

 子ども達に生きる力を培うためには、教師と子どもの信頼関係による、授業をはじめとする様々な活動を通して、教師が子ども達一人一人の努力や意欲、活動や取組の過程や結果を、適時適切に評価(認める、褒める、励ます)していく指導や支援が大切である。

今、本校が進めている小中9年を一貫する『ユニバーサルデザイン』の考えに基づいた「ドリカムプロジェクト」を確実に推進していくことが重要である。これらの取組を、保護者地域の理解と協力を得ながら推進し、適時適切に評価していくことで、、子ども達のやる気を高め、自信につなげていく。生きる力としての基盤としての自尊感情(自信、自己肯定感、自己有用感等)を高めていくことにもなる。その一つの姿が「笑顔」として表現される。

 よりよい心身の成長を促すという教師の誇りと使命感を持って、全職員の協働によって、子ども達の『やる気と自信を高め』、『笑顔があふれる』当別小学校にしていくことで、本校の教育に対する保護者・地域の信頼・負託に応えていく。

 

2 (小中9年間を見通した)重点教育目標実現のための取組の方向性

(1)命や思いやりを大切にする心の育成

①「自分づくり」を促す指導

ア   明るく元気な「挨拶」や仲間を思いやる「言葉遣い」の実践

イ 自他の『命』を大切にし、思いやりのある行動

ウ 『いじめを絶対にしない、許さない』という自覚の醸成

エ 感性、考える力、表現力、集中力を高める読書や書道の取り組み

②「仲間づくり」を促す指導

ア 自主性や思いやりを高める児童会活動や係・当番活動の推進

イ 自分の思いや考えを、「言葉」で伝えるコミュニケーション能力の育成

ウ 仲間と協力して、自分の役割や責任を果たそうとする心の育成

(2)ドリカムプロジェクトによる確かな学力の定着・向上

①「自分づくり」を促す指導

ア 絶対に身につけさせる基礎学力を確実に習得させ、やればできるという体験の積み重ね(音読力・漢字力・書写力・計算力)による学力の向上

イ 自分のための学習を自分ですることができる力の定着(ノートの使い方、辞書の活用・家庭学習の取り組み)

ウ 『学ぶ』意欲や喜び、『学ぼう』とする意志の育成

②「仲間づくり」を促す指導

ア 認め合い、助け合い、学び合いのある学習の展開

イ 笑顔や笑い声があふれる学習

(3)自分の健康に関心を持ち、運動が好きな子どもの育成

①「自分づくり」を促す指導

ア 運動ができるようになりたいという気持ちの醸成

イ 生活リズムや「食」を通した自分の健康への関心

②「仲間づくり」を促す指導

ア 教師や仲間との遊び、運動、競技(ゲーム)を通した体を動かす「楽しさ」の共有

イ ルールやマナー(礼儀)を大切にする意識の高揚 

(4)家庭や地域との連携・情報発信

①家庭と連携した基本的な生活習慣や学習習慣の定着

ア ドリカムプロジェクトに基づき、家庭における挨拶、「早寝・早起き・朝ご飯」、家庭学習の定着・向上など、学校と家庭の連携

イ PTAを通した子どもの豊かな成長のための取り組みの推進や情報発信

②様々な地域の人や自然、文化等と触れ合う体験的な活動の充実

ア 各教科、総合的な学習の時間、特別活動等において地域の人、自然、文化等と関わる体験的な活動の推進

イ ふるさと当別の素晴らしさに気付く地域行事への積極的な参加

 

3 教育活動推進の具体的視点

(1) 小中一貫

①    目指す児童生徒像の共有【(中学校卒業時)人間性豊かな 自立する生徒(案)】

②    小中の系統を考えた各教科等の指導計画の計画的な作成

③    小学生の中学校への登校による授業や交流等の複数回の実施

④    中学校教員の専門性を生かした小学校への乗り入れ授業の複数回の実施

⑤    小中交流会や研修会の実施、関係機関・団体や西当別小中学校との連携

(2)学校運営

①学校教育目標の達成の達成を図る学校評価の実施による学校改善の取組

②年間を4つのステージに分け、各期の目標・取組を明確にした子どものよりよい心身の成長や変容の促進

③全教職員の協働による学校運営・教育活動の創出

④学校評議員会や学校関係者評価委員会の効果的な活用と学校運営への参画

⑤学校・学年・学級便り、HP等による教育方針や活動の工夫した情報発信、説明

(3)教育課程

①小中9年を見通した教育課程の編成・実施・評価・改善

②標準指導時数の確保と指導内容の適切な実施及び確認 

③各種学力検査の結果分析に基づく学校改善プランや教育課程、授業への確実な反映

(4)学習指導

①ユニバーサルデザインに基づく「わかる」「できる」「楽しい」授業の構築・展開、教室環境の共通した推進 

ア ドリカムプロジェクトの共通した取組

イ 板書やノート指導、家庭学習などの学年のつながりを意識した取組

ウ 一単位授業における習得と活用の明確化と定着(習熟)の学習過程を確保する授業、本時目標と照らした評価の活用

②学校改善プランを踏まえ、絶対に身につけさせる基礎学力の確実な習得と、それら を活用した思考力や表現力の育成 

③個別指導や習熟度別指導、TT(補充的な学習や発展的な学習)など、子ども一人一人の習熟度に応じた指導方法や指導体制の工夫

④子どもの学習理解や意欲を高める教材研究、実物投影機(書画カメラ)を含めたICTの積極的な活用

(5)研究推進

①ユニバーサルデザインに基づく授業を推進するための組織的・計画的な校内研修による授業力の向上

ア 一人一授業などの取組みから学び合い、日常実践に生かせる校内研究の推進

イ 教師一人一人の研修課題に応じた各種研修会などへの積極的な参加と還流

②9年間を見通し、中学校との研究実践の積極的な交流

(6)特別支援教育(学びの支援)

①障がいの有無にかかわらず、様々な困り感を抱えている子ども一人一人の特性に応じた教育のきめ細かな推進

ア 「学びの支援委員会」による実態把握と学びの指導・支援

イ 特別支援学級や通級指導教室と通常学級との連携や交流教育の充実

ウ 保護者や関係機関・団体との積極的な連携

②個別の指導計画、個別の教育支援計画を策定による指導の充実

③インクルーシブ教育に関する研修と理解の推進

(7)道徳教育

①道徳教育推進教師を中心とした道徳の「教科化」を見通した道徳教育の推進

ア 指導の重点を明確にした道徳教育の全体計画に基づき、教育活動全体を通じた道徳的実践力の育成

イ 道徳教育の全体計画「別葉」の作成

②「私たちの道徳」、体験的な活動や外部人材(マナーキッズ等)の活用等による道徳の時間の指導の充実

③平和教育の実践による命や平和、人権を大切にする心の育成

(8)生徒指導

①「報告・連絡・相談・協議」を基本とする情報や対応の共有化と組織的な取組

②家庭との連携を図り、規範意識や生命、人権を尊重する態度を育む指導の徹底

③日常的な児童観察や声かけを重視し、共感と受容による教育相談の充実

④不登校を防ぎ、学校いじめ防止基本方針を踏まえ、ネットトラブルも含めたいじめを絶対に許さない学校・学級づくり(いじめ“0”)

⑤危険(危機)に対する想像力を働かせた「自分の命は自分で守る力」の育成

(9)特別活動

①縦割り班活動を含めた自分の役割と責任を果たす自主的な児童会・係・当番活動等となる指導の工夫

②教師と児童、児童相互の人間的な触れ合い、助け合い、認め合いによる自分への自信と心理的安定感の育成

(10)総合的な学習の時間

①自ら課題を見つけ、考え、追究する資質や能力の育成

②既習事項を生かした、自分の考えを表現する教育活動の重視と自らの在り方や生き方を考察する指導の充実

③地域の人、自然、社会等とかかわりによる実感を伴った「ふるさと当別」のよさを学ぶ教育活動の展開

(11)外国語活動

①英語に慣れ親しみ、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成

②我が国及び諸外国の文化について関心を高める国際理解教育の推進

(12)健康安全教育

①体を動かすことの楽しさや運動ができるようになりたいという気持ちの醸成

ア 教師や仲間との遊び、運動、競技(ゲーム)を通した体を動かす「楽しさ」の共有

イ 子ども一人一人の体力運動能力向上への意欲化(数値目標や具体的な技能の設定)による運動の好きな子の育成

②体力運動能力運動習慣等の結果を踏まえた体育授業の系統的な指導

ア 主運動につながる体づくり運動(準備運動)の工夫

イ コーディネーショントレーニングを取り入れた体育授業の系統的な指導

ウ「虹っ子体操」の継続的な実施(ゆっくり体を動かす)

エ 体力運動能力向上プランに基づく継続した取組

③児童会活動への位置づけ(縄跳び大会・日常的な縄跳びの練習)

④生活リズムや「食」を通した自分の健康に関心を持つ子どもの育成

ア 家庭の理解と協力による「早寝・早起き・朝ごはん」の定着

イ 「命」を育む食育の充実と望ましい食習慣(食物アレルギー対応含む)の形成

⑤命の尊厳や自分を大切にする「性教育」や「薬物乱用防止」教育の充実

⑥食物アレルギーの研修の充実と対応の共有化

(13)家庭(PTA)や地域との連携

①基本的生活習慣(早寝・早起き・朝ごはん)や家庭学習の向上・啓発の促進

②地域とのネットワークを考慮した防災教育・体制(危機管理含む)の推進・防災教育全体計画の作成

③児童虐待への意識の高揚と関係機関との速やかな連携・対応

④子どもたちの地域行事への参加の促進